金融・経済政策のプロは、スキューバダイビングのインストラクター資格を持つ仏教の研究者 第3回「ヨロンブス」ゲスト:大塚耕平さん(参議院議員)

第3回目「ヨロンブス」 ゲスト:大塚耕平さん

 

第3回目は、参議院議員の大塚耕平さんをお迎えしました。
実は、大塚耕平さんは、スキューバダイビングのインストラクターの資格を持ち、仏教研究家としての書籍も3冊出しています。
そして、金融・財政専門家として国会でも理論的な追求を行っている大塚さんが、なぜ国民民主党を立ち上げたのか。そしてどのような政党を目指しているか。
ダイエットから仏教、そして政治まで。

 

前半は、大塚さんによるダイエットのお話を聞くことができました。1日食べないと何キロ減るか、食べないで走ると何キロ減るかなど経験的に大塚式メソッドが確立しているんだそう。

ちょうど明日が人間ドッグだという大塚さん。甘いもの大好きなのに、人間ドッグのために3ヶ月アイスクリーム断ちしているそうです。またコンビニスイーツも大好きだという意外な一面も!

 

スキューバダイビングのインストラクターの資格も持つ大塚耕平さん。資格を取った経緯などもお伺いしました。

 

仏教研究家としての書籍も3冊出している大塚さんですが、仏教に興味を持ったのはなぜなのでしょうか?
意外な理由が明らかとなります。

政治や経済と仏教との接点がたくさんある、自分の中でシンクロしていると語ります。
大塚さんが今年2月に出された本、「賢い愚か者」の未来「中道のすすめ」という章にも書かれていますが
政治に持ち込まれた「中道」とお釈迦様のいう本当の「中道」は違っており、本当は
“人によって考え方は違うので、異なる意見を否定することなく落とし所を探せ”
という意味なんだそうです。

 

「国民民主党」とは何を目指して、何をやろうとしているのか 国民が気になっている疑問に迫ります。

三つの政治(正直な政治・偏らない政治・現実的な政治)が大事だと

どの政党が政権をとっても、目の前の現実は変わらない。みんな意見が違うから難しい。政策を決める時には異なる意見を否定しない(中道)ようにし、
事実を公開・共有し、時間の許す限り熟議し、決まったことには従うけれども権力は抑制的に運用する

という、民主主義そのものである政治を目指します。

国民民主党は物事の決め方をより成熟させていく。

あるマスコミには賛成していたと誤報を流されてしまったりもしたが、実際には国民民主党は働き方改革もIR法案も反対していました。
通ってしまった以上は附帯決議を出し、現実的に是正するために実際に施行する場合の縛りをかけていく。
現実的な政治を行なっています。

次の政権交代の中核政党を作っていく認識でやっていくと力強く語っていただきました。

 


大塚耕平著
「賢い愚か者」の未来:政治、経済、歴史、科学、そして人間――「深層」へのアプローチ

【「あとがき」より】
言語、科学、文化、宗教等の文明を生物の中で人間だけが有しているのは、人間が最も優れた生物である証ではない。最も愚かな生物であるが故に、人間だけに言語、科学、文化、宗教等の文明が授けられ、その愚かさの源である欲を制することが課されたと受け止めるべきであろう。
しかし、現実には、その言語で罵り合い、科学で殺戮兵器をつくり、芸術作品を奪い合い、宗教ですら争うことがある。人間はかくも愚かな存在、「賢い愚か者」である。「賢い愚か者」の未来は、どこに向かっているのだろうか。